芝刈り機の特徴と選び方

芝刈機を選ぶ際に大きなポイントとなるのは、刈込み方式と動力でしょう。
金額を安くしたいなら手動方式で、電動は広い範囲の芝を刈る時にべんりです。
刈込み方式はリール式とロータリー式という2種類に分けられます。
リール式では歯がリール状になっており、縦に回転しながら固定歯とのすり合わせで葉を刈っていくので、切り口はハサミで切ったようなきれいになります。
一方ロータリー式では、円盤状の歯が横に回転し、葉を横から切り取るように刈っていきます。
葉先を傷めやすいうえ、リール式に比べ仕上がりが劣りますが、敷石や障害物の際まで刈ることができ、面倒なメンテナンスが不要で、初心者でも比較的手軽に扱えるという長所があります。
価格もリール式より安価です。
仕上がりは見栄えだけの問題ではなく、芝の葉の切り口がきれいに切られていないと芝を痛めることにもなり、病害虫にやられる・芝生が弱くなるなどの恐れもあるため、重要です。
葉の刈り込みの仕方が悪く、葉の断面が痛んでいる時には、その部分がかれてしまうこともあります。
また、見た目も良くありませんね。
動力は、手動式・電動式・エンジン式と3種類の方式があり、それぞれ適した広さや使い勝手の特徴があります。
芝生面積や予算によりいずれかの方式を選択します。
芝生の面積が100u以下の一般的な庭では、手動式か電動式のいずれかになるでしょう。
この他にも、刈込み1回の通過で刈れる幅(=刈込み幅)や、刈込み可能な芝の高さ、刈高の調節範囲なども確認しておきたい所です。
芝刈り機は、使っているうちに必ずメンテナンスが必要となってきます。
メーカーや販売店のサポート対応も必ず確認しておきましょう。

芝刈り機の刃が傷んで刈り難くなるのを避けるために、保管場所も考えなければなりません。
スチール製の物置が最適だと思います。
木製の物置でもしっかりとしたつくりであれば、芝刈り機の保管場所として利用できます。
ハンディタイプの芝刈り機なら玄関先に入れておくと安心でしょう。
我が家の芝刈り機はたしか5000円くらいで売られていた手動式タイプです。
特に拾い芝でなければ手動式でも問題なく使えています。
現在2年目になになりますが、特に刃の手入れは行っていません。
数年後とに刃の手入れを行ったり、刃を取り替える必要が出てくるかも知れませんね。