ウッドデッキの作り方

ウッドデッキを作るにあたって、まず最初に行うのは「企画」です。
どのようなサイズでウッドデッキを作るのか、デザインはどうするのか、費用はどのくらいにするのかなど・・・
ウッドデッキでやりたいことは何か、必ず実現したいことは何かを考え、優先順位をつけます。
「かっこいい 」という理由だけで作って実用性が損なわれる、逆に実用性だけを追求して家に馴染まないものになってしまう…ということにならないよう、何が重要なのかをよく見極めてから作業に入る必要があります。
価格を抑えたいなら小さめのウッドデッキにして、材料も安いものを利用すれば良いでしょう。
しかし、安い材料は雨などで痛みやすいので、長く持たない事を前提に利用してください。
また、木材でウッドデッキを作るのなら、最低限として再塗装が必要になります。
次は「設計」です。
設置場所を決め、配管・エアコンの室外機・植木などの障害物の確認をし、サイズを測ります。
そして、大きさや、どのように設置するかを考えて、設計図を作ります。
完成イメージ図を描き、完成時のイメージを持っておくのもよいでしょう。
雑誌などを利用してデザインや大きさを考えても良いですね。
初めてウッドデッキを作る時には、どのようにして作ったら良いか分からないので、ウッドデッキキットを利用しても良いと思います。
ホームセンターでもキットが売られていますし、ネットでも販売しています。
我が家ではネットで3万円くらいの安いウッドデッキキットを購入しました。
安いつくりのウッドデッキですが、庭と家との繋がりが取れて、家から庭に出やすくなりました。

初めての人はキットでも十分だと思いますよ。

ウッドデッキつくりの作業工程

次に行うのは、完成までに要する期間を考えて予定を立て、予算を決めることも大事です。
続いて「準備」に入ります。
インパクトドライバー、丸ノコ、水平器、バケツ、スコップ、軍手などの道具・工具や、木材、塗料、セメント、砂、砕石などの資材を用意します。
キットを使う場合には、塗装に必要な木材用の塗料とハケ、サイズを測るメジャー、スコップ、基礎となる石を用意します。
ここまで来たら「施工」です。
木材は図面通りにカットし、塗装を施します。
木材を組み立てる前にからなず塗装を行っておきます。
木材と木材が合わさる部分は、再塗装の時に塗る事が出来ませんから、最初のうちにしっかりと塗っておきます。
家の一定の位置を水平の基準にし、家側の一辺から大枠を完成させます。
すべての水平の基準は大枠で決まってくるので、きちんと水平の取れた大枠を作る必要があります。
あとは基礎を作り、設計図通りに床を張り、必要に応じて階段やラティス、ベンチなどを作成すれば、完成です。
水平と垂直さえ注意すれば、立派なウッドデッキが作れますよ。
手作りのウッドデッキで大変だと思ったのが、基礎を作る段階と、木材を塗装する時です。
0. 5畳タイプの狭いウッドデッキでしたが、塗装がとても大変でした。
大きなものになれば塗装に時間がかかってしまうことを覚悟しておきましょう。
基礎の部分は地盤を固めるために、枕木などを利用しました。

その後に砕石を入れ、基礎が傾かないように調整しました。
ここまできたら後は組み立てるだけなので、比較的直ぐに出来てしまいますよ。