ハーブでアロマテラピー

アロマテラピーに興味のある人の中には、ハーブを自分で栽培して、天然の植物で楽しみたいという人も居ると思います。
ハーブはそれ程難しい植物では有りません。
元々ハーブというのは、道端で生えているような植物で、丈夫で育てやすい特徴があるのです。
日本で言えば、シソやヨモギ、タンポポなどがお馴染みのハーブです。
また、ネギなど薬味に利用できるものもハーブの一種です。
ヨモギやタンポポなどは、道端や草原などにも生えている植物ですから、とても丈夫な植物だという事が分かりと思います。
ハーブは昔から薬草として利用している植物の事で、その地域にあった植物を選べばそれ程難しくない植物です。
例えば地中海地方などが原産国のハーブも多いのですが、この地方は乾燥して気温もそれ程高くない気候となっています。
日本では湿度が高く、夏の気温も高温になる地域では、地中海地方のハーブは育てる事ができません。
北海道のように夏でもカラリとしていて、気温もそれ程高くない地方の方が向いています。
しかし、このような植物でも鉢植えにして、乾燥気味に育てるとうまく育てる事もできます。
梅雨の時期の管理に気をつければ、問題なく育つ事もあります。
乾燥に強いハーブでは、水分がどうしても不足してしまう、ベランダ栽培にも向いています。

 

ハーブというのは、元々道端に生えているような、自然な植物ですから、性質はとても強靭で初心者でも栽培しやすくなっています。
ミントでは、増えすぎてしまって管理が困るくらい、強い植物です。
ミントは地植えにすると増えすぎてしまうので、鉢に植えて管理した方が便利です。
庭が無い人は、キッチンの側に植木鉢を置き、そこでミントなどのハーブを育てると良いでしょう。
最近では、園芸店でハーブが売られているだけでなく、食品売り場の野菜売り場コーナーで、鉢植え用のハーブの苗を扱っている店舗もあります。
キッチンハーブ用なら失敗も少なく、少しずつ切って使うことができますね。
ハーブは色々な種類を寄せ植えにして楽しむ事もできます。
料理用、ティー用、お風呂用など用途別に植えると便利となります。
キッチンハーブでは、パセリ・タイム・チャイブ・バジル・ローズマリーなどがオススメです。
ティー用には、レモンバーム・ミント・カモマイルなどが良いです。
寄せ植えを行なう際には、性質の似たハーブを一緒に植えてください。
乾燥した環境を好むハーブと、湿った環境を好むハーブでは管理が難しくなります。
このように性質を良く理解すれば、ハーブの栽培はとても簡単ですから、アロマテラピーを天然の植物でも楽しんでみましょう。