ハーブは原産国の環境から考えると、少し乾き気味で育てます。
地植えで育てている場合では、水をあげる必要はありません。
植木鉢で育てている時のみ、水の管理を行ってください。
ハーブの多くは地中海が原産国となっており、この地方は乾燥して土も痩せています。
水をあげる管理よりも、水をあげすぎない管理の方が重要です。
地中海原産国のハーブを育てる時には、植木鉢で育てたり、土を少し高く盛って乾燥気味に育ててください。

 

また、地中海地方の土は痩せていますから、肥料もほとんどあげなくて良いです。
ラベンダー、ローズマリーなどは肥料が無くても育ちます。
我が家でも一度も肥料をあげたことがありませんが、ポリポットの小さな株が、1年で30センチくらいまでの大株に育ちました。
ローズマリーも比較的育てやすいので、ハーブとしてオススメです。

 

地中海地方のハーブにとっては、たくさんの水をあげる方が良くないのです。
湿度の多い地方では、梅雨の時期などにきちんと管理しなければ、逆に水分が多くて枯れてしまう事もあります。
北海道のような乾燥した地域以外は、鉢で育てて、梅雨の時期には雨の当たらない場所に移動してください。
ベランダ栽培などにすると、乾燥した環境が簡単に作れます。
しかし、いくら乾燥に強いハーブだからといって、まったく水を与えないのでは枯れてしまいます。
地植えの場合は水を一切与えなくても良いのですが、鉢植えの場合は、適度に水が必要になります。
風の強いベランダでは乾燥しやすいので、土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。
夏の気温があがる時間帯に水をあげると、枯れてしまう事があるので、朝や夕方にあげるようにします。
春から夏にかけてはたっぷりとあげ、秋から冬にかけては成長が遅くなるので、水遣りも少なくします。

 

ハーブに適している環境なら、地植えにするととても簡単に育てる事ができます。
私も庭には主にハーブを植えているのですが、花柄つみなども必要なく、管理も楽なのでものぐさガーデンになっています。
ナチュラルで自然なのも、とても好きです。
肥料をあげなくても良いのですが、鉢植えや大きく育てたい場合は、多少の肥料が必要になります。
基本はほとんど管理が要らないのがハーブです。