ラベンダーの育て方

ラベンダー,育て方

ラベンダーを育てるには、種から育てる方法と、苗から育てる方法、苗から挿し木で増やす方法があります。
種から育てようとしても、ラベンダーは発芽しにくい傾向にあります。
種を植える前に、冷蔵庫などに1週間位入れておいて、冬を体感させるとより発芽させやすいようです。
花壇などに直に種を植えたら、発芽しなかったのでもう発芽しないとあきらめていたら、一年経った時発芽したという例もあります。
冬を体感したおかげで発芽したのでしょう。

 

我が家では、そのまま種を植えてみましたが、1つも目が出てこなかったという経験があります。
また種は新しい物を使いましょう、古い種だと更に発芽率も低下してしまいます。
ラベンダーの種は、普通の花の種より発芽する早さが遅い傾向があります。
1週間たっても発芽しないからといって、水やりをやめてしまわず、気長に水遣りを続けましょう。
同時に植えた花の種がとっくに発芽していても、ラベンダーは発芽が遅いのだと思って気長に待ちましょう。

 

種から育てても、実際に花が咲き楽しめるのは、2年目以降になります。
すぐにでもラベンダーの花を楽しみたいのなら、苗を購入した方が良いです。

 

ラベンダーは種から育てるのではなく、苗から育てるのが一番簡単な栽培方法です。
苗は小さな苗では、300円程度〜
大きな苗では数千円というものも。
苗を植え替える時には、水はけの良い土に植え替えます。
花壇などに直に植えるときには、植え替え時にだけ水をあげてやる程度で、それほど水遣りを行わなくて大丈夫です。
逆にあまり水をあげすぎると枯れる原因になります。
日当たりが良く、乾燥気味の場所においてあげるだけなので、比較的楽な花ですね。
苗を鉢に植え替えた場合は、土が乾いた時に水をあげる程度にしておきましょう。

 

我が家ではラベンダーの苗と、パンジーと一緒に寄せ植えにしてみました。
土が乾いたら水をあげる程度で、元気に育っています。
深めの植木鉢に、排水性の良い土を入れてみました。
ラベンダーとパンジーと他にブルーの花を植えていたのですが、ブルーの花が伸びてきて見た目が悪いので、現在はワイヤープランツに変えました。
ブルーの花の部分を掘り返してみると、かなりラベンダーの根が下の方まで張ってきていたようです。
今年の秋にラベンダーを花壇に植え替える予定です。

 

ラベンダーを更に増やしたいので、今ある苗を挿し木で増やす予定です。
ラベンダーは花が咲いた頃には、ポプリなどに利用する為に刈り込む必要があるのですが、その刈り込んだものを挿し木として利用します。
ポプリなどに利用しない場合は、花が全て咲き終わってから刈り込んでも大丈夫です。
株の下の方に葉が数枚残る程度に刈り込んであげればよいのです。
たまに刈り込みを行わず、そのまま冬を越したラベンダーを見かけますが、春になった時に去年の枯れた花の残骸が残っている事があります。
ちょっとみすぼらしい感じとなってしまっていますね。

 

またそのまま放置しておくと、種ができてしまい、種の方に養分を取られて株が弱ったりもします。
小さな株の間は刈り込みしないと、翌年花が咲かない事もあるようなので注意です。
大きく育った株では、既に根が定着しているので丈夫に育っているので、刈り込みしなくても翌年花を咲かせている姿も見ます。