ラベンダー 挿し木

ラベンダーの増やしかたは、挿し木がもっとも簡単に増やす事ができます。
ハーブの中では、ラベンダーに良く似た低木のローズマリーも、挿し木で増やせます。
種から増やす方法では、花が咲くまでに時間がかかる事が多いので、挿し木の方が手軽です。
挿し木は、春か秋に行います。
春に行うのが一番良いという事ですが、秋にも行うことができます。

 

我が家では秋に刈り取ったラベンダーを利用して、挿し木する予定です。
現在はまだ1株しかないので、花を秋まで楽しむ予定です。
刈り取った下の部分に木質化した部分があるので、その木質化した所を挿し木に使います。

 

まだ一年目の若い苗なので、あまり下の部分まで刈り込まない方がよさそうなので、
数本だけ木質化した部分を挿し木として頂くことにしました。

 

まだ1株しかないラベンダーですが、挿し木により花壇をラベンダーの一面畑にするのが夢です。
挿し木なら1株から、数株増やせる事が出来るので、一面ラベンダーにすることも簡単だと思います。

 

刈り取った部分を10cm程度の長さに切り取り、ポットなどに植え替えます。
発芽するまでは水を絶やさないようにします。
ラベンダーは乾燥気味に育てますが、根を出す為には水遣りは十分に行う必要があります。
根が出るまでには、およそ1ヶ月程度かかるようです。

 

これはポットにラベンダーを挿し木している様子です。
ポットに土を入れて、カットしたラベンダーを挿しているだけです。
挿し木用の用土が売られているので、そちらを利用するとうまく行くと思います。
しかし専用の用土が無い場合は、普通の黒土とかでも大丈夫です。
ただし水分は切らさないようにしなければなりません。

 

挿し木で増やしたラベンダーは、一般的に売られている苗の大きさに育つまで多少時間がかかりますが、自分で手軽に増やせるという楽しみがありますね。
とても大きな株に育ったラベンダーも素敵ですが、小さな苗のラベンダーは寄せ植えとしても利用できます。
寄せ植えには後ろ側が背の高い植物、手前側が這うような背丈の低い植物を植えると、見た目も良いです。
ラベンダーを後ろ側に持ってくると、立体感が出るので寄せ植えにも向いている植物だと思います。